梅よしの梅干し作り
古くから疲労回復、防腐作用、風邪の予防など、経験的に梅干しを健康食品として利用してきた。平安時代には薬として用いられ、戦国時代には梅干しと米の粉、氷砂糖を練った「梅干丸(うめぼしがん)」が兵士の保存食として重宝された。
梅干しの酸っぱさはクエン酸です。梅は果実の中でクエン酸の含有量が最も多く、小さな梅干しの1粒にレモン1個の2~3倍とされています。
クエン酸は血液をサラサラにし、血流を改善して免疫力を高め、風邪やインフルエンザにかかりにくくするといわれていて、さらに胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となるピロリ菌の活動を抑制する効果も認められています。
疲労回復にも効き、体内のエネルギー代謝を活性化させると同時に、疲れの原因となる乳酸を分解して体外へ放出してくれるという梅干しが持つ健康パワーに注目が集まっています。
梅よしは地元はるなの生梅を、素材の持ち味を生かして、大切に漬け込んでいます。だから鮮度がよく高品質な商品を提供できるのです。
梅よしの梅干しができるまで
開花
自社農園
収穫
最初の収穫は5月中旬の自社農園のカリカリ用小梅です。カリカリ用は鮮度が大事で、収穫したその日に実の堅さを保持する加工が始まります。小梅のあとは『白加賀』が始まります。毎日何トンもの生梅が入荷されてきます。